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身の回りの事、興味を持ったものをのんびり書いていきます。

寒さが本番になってきました。焼酎お湯割りでほっこりしてみてはいかがでしょう?

どうも、しおたろうです。

ようやく冬に入ってきたなと実感する気温になってきました。

寒くなってくるとビールよりも焼酎のお湯割りが美味しくなってきます。

 

そこで今回は焼酎のお湯割りについて紹介します。

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焼酎のお湯割り

焼酎の飲み方は夏場はロックか水割り、寒くなってくるとお湯割りという飲み方が一般的だと思います。ただ、焼酎の本場鹿児島では夏場であってもお湯割りで飲む人の割合は高いです。特に年配の方になるとロックや水割りよりもお湯割りを好んで飲んでいる事が多くなります。

お湯割りと聞くと年寄りというイメージがあるのはこのせいかもしれません。私自身も若い頃はお湯割りよりはロック、水割りでしたが、最近ではお湯割りの美味しさがわかるようになってきました。そんなお湯割りの良さを考えてみます。

お湯割りのよいところ

お湯割りのよいところをあげてみると以下のようなことが考えられます。

  1. 温まる
  2. 香りを楽しむ
  3. 少量で酔える
1.温まる

 まず第一に体が温まる事です。焼酎のお湯割りは温かい飲み物ですので、すぐに体を温めてくれる効果があります。また、アルコールの力で血流があがりぽかぽかになって体がさらに温まる効果があります。

2.香りを楽しむ

焼酎嫌いの人にとっては嫌がられる香りですが、焼酎が好きな人にとってはお湯で割った時に感じる甘い香りは楽しみのひとつであります。

薩摩酒造の運営している「お湯割り研究所」によると

芋焼酎の香りの中には、リナロールという香気成分が含まれています。
これは薔薇やラベンダーなど、植物の香りを構成する物質で、
アロマテラピーでは抗不安作用、鎮静作用などがあるとされています。
つまり、芋焼酎は飲まなくても、その香りを嗅ぐだけでリラックス効果があるのです。

引用:僕の、私のお湯割り研究「薩摩酒造のお湯割り広め隊研究」/薩摩酒造:お湯割り研究所

ということで香りを嗅ぐだけでもリラックス効果があるものということです。

私自身、昔はお湯割りの香りは苦手だったのですが、焼酎を飲むうちにこの香りがなければ物足りなさを感じるようになってきました。香りを楽しむということはお湯割りでないとできないことです。

3.少量で酔える

私の中では、お湯割りはコップ1杯もしくは小さなお猪口でちょっとしたおつまみを食べながら、ちびちびと時間をかけて飲むものだと思っています。ちびちびと飲んだとしてもすぐに温まり、酔いが回るのが早くなる気がします。そのため、少量で満足できる。そんな飲み方ができるのがお湯割りの良いところだと思います。晩酌で、鹿児島風に言うと「ダレヤメ」で、毎晩焼酎を飲むとなると経済的にも大変ですから、こんな感じでお湯割りにしてゆっくり飲む風習があるのではないでしょうか。

 

お湯割りの作り方

お湯割りの作り方というと「お湯から?」「焼酎から?」どちらを先に入れるのかで話題になることもあります。どちらからでも一緒なのでは?とも思うかもしれませんが、「お湯を先に入れて、後から焼酎」というのが定番ですし、おいしく飲める作るかただと思います。

鹿児島では春先の新入社員が入社したあとの宴席などでは、まずお湯割りの作り方をレクチャーするといった話もあります。それくらい、この順番にはこだわりがあります。

なぜ、お湯を先に入れるのがよいのかというと、熱いお湯を先にいれ、後から冷たい焼酎を入れることによって自然と対流が生まれ混ざりという理由から、この順番になっています。

お湯にもこだわってみる

お湯は普通の水道水をヤカンで沸かして使ってもいいのですが、水と沸かし方にこだわってみるとより美味しく焼酎を味わう事ができます。

その方法ですが、水はミネラルウオーターを使う、特に酒造メーカーのある地域の水を使うと美味しくなるともいわれています。また、お湯の沸かし方についてもヤカンで沸かすのがいいようで、沸騰させないようにして80℃くらいの温度が適温になります。

前割りなんて方法も

さらなるこだわりとしては焼酎を前もって好みの分量で水で割って2、3日寝かしておく前割りという方法もあります。飲むときは前割りした焼酎を燗につけて飲みます。水と焼酎を寝かしてなじませることでまろやかな味わいになります。

その寝かした焼酎を黒千代香(くろじょか)で燗をして飲むなんてこだわりを持っている人もいます。

黒千代香とは、鹿児島で昔から焼酎を飲む際に使われている燗付器で陶器でできており、使えば使うほど焼酎がなじんでおいしく飲むことができます。最近は直にコンロで使えるタイプのものも出てきているので、昔と違って気軽に使うことができます。

 

お湯の割り方

お湯と焼酎の割合はどのくらいが良いのかというのは、正直、人それぞれといったところです。一般的には焼酎とお湯の割合が6:4(ロクヨン)、5:5(ゴーゴー)、4:6(ヨンロク)といったところになるかと思います。「お湯ゴーゴーでお願い」なんていわれても何のことやらとなってしまいそうですが、鹿児島の宴席にでるとよく聞く会話です。

そして昔ながらの居酒屋に行くとこんなグラスがおいてあります。

お湯割用のグラスなのですが横に5:5や6:4といった目盛りがついています。これは割る際の目安として使えるようになっています。最初のうちはこの目盛りを目安に作るのですがだんだん面倒臭くなってくるとだんだん適当に作るようになってきます。ただ、大体の目安にはなるので家にあっても便利かもしれません。このコップは1個200円くらいの商品です。

 

まとめ

お湯割りについて長々と書いてしまいました。普段はビール党なのですが、家のみのときは経済的理由からもっぱら焼酎のお湯割を飲んでいます。家で飲むときはお湯割りで飲むのが一番ゆっくり飲むことができます。

水割りやロックも当然おいしいのですが、鹿児島は伝統的にお湯割り文化です。そしてお湯割りで飲むのにはちゃんとした理由があり、ただお湯で割ればいいなんてものじゃないところが面白いところです。

寒さが本番を迎えるところですが、お湯割をのんでほっこりとしてみてはいかがでしょうか。