どうも、しおです。
本日の朝、日経新聞の記事で発表されたニュースです。
前々から、格安スマホを出すとはいっていましたが今回いよいよ決まったようです。
日本郵政グループの日本郵便は8月、格安スマートフォン(格安スマホ)の販売を始める。郵便局に置かれているカタログから申し込み、宅配便「ゆうパック」で利用者に届ける。スマホの普及率が低い高齢者や主婦などを対象にする。
郵便局が携帯ショップになるわけではない
日本郵便が窓口になるわけではなく、カタログを置いておいてスマホが売れた場合は一台あたりの手数料をもらうという形になるようです。
※月額料金料金は2,980円(端末は富士通の「arrows M03」24回の分割払いの場合)で毎月3ギガバイトのデータ通信の利用が可能。
サポートに関しては郵便局が対応しない
スマホの普及率の低い高齢者や主婦を対象するという事ですが、端末展示等はせず、10ページの専用カタログを置くだけでは今まで使っていない人(スマホに関心が薄くITリテラシーの低い人)たちにとって十分な説明になるとは言えない気がします。
また、一番の問題になってくるのが操作説明に関する部分ではないかと思います。
当然、初めてスマホを触るという方が多くなってくるのですが、そういった部分をサポートするのはIIJが設置する専用のコールセンター等での対応となると十分なサポートを受けれない可能性も出てきそうです。そうなるとクレームは郵便局に向くはずなので現場は本当に大変な事になりそうです。
まとめ
ただ、日本郵便のような大きなところが「格安スマホ」を扱うことによって認知度が上がり、さらに競争は激化していく事が考えられ、消費者にとっては値段が下がったり、選択肢が増えるとなると悪いことはないと思います。当然、ドコモ・au・ソフトバンクだって契約者をとられたくはないでしょうからそれなりの対抗プランもうってくると考えられます。そうなってくると、総務省のタスクフォースが目標とする大手携帯電話事業者の料金値下げに一歩近づくかもしれません。
今回の「格安スマホ」はIIJのSIMカードを利用します。回線を貸しているドコモが一番おいしい立ち位置にいるのかもしれません。