吹き替え放送

身の回りの事、興味を持ったものをのんびり書いていきます。

給与ってなんだ?

どうも、しおたろうです。

参院選が終わり、世間の話題は都知事選に誰が立候補するのかということに注目が集まっています。出るといって3日でやめたりする人もいたりして話題には事欠かない感じです。

そんな中、ジャーナリストの上杉隆氏が出馬表明をしました。会見の中で気になることがありましたのでちょっととりあげてみます。

www.sankei.com

 

今回の会見の中で上杉氏は自身の公約として、「防災グッズ配布」「待機児童ゼロ」と「給与全額返上」を掲げたようです。防犯グッズと待機児童ゼロというのは公約として成り立つと思うのですが、給与全額返上というのはどうなのでしょう。

知事の給与は決して安い金額ではありませんが、それはある意味では知事職というのは、重大な責任を負い、日々秒単位のスケジュールをこなすような過酷な職務をこなすことの対価として支払われるものだと思います。

逆にいうと「それだけ給料をもらっているなら、それなりの成果を出してくれよ」という世間の目にさらされることにもなります。

 

今回の上杉氏は、都知事になったら給与全額返上して働くと言っています。「ただ働き」です。なんとなくですが給与をもらい責任を果たすという部分を放棄しているような気がしてしまいます。

私個人としてはそんなことを公約として発表するという時点で、なんとなく信用できないという感想を持ちます。そもそも、公約で掲げたことをしっかりと実行し、成果を挙げてもらえるのならばしっかりと報酬をもらって欲しいというのが正直な感想です。

 

もらった報酬の責任は果たす。もらう報酬以上の責任をむりやり負わされない。当たり前のことのようでなかなか難しいことですね。