吹き替え放送

身の回りの事、興味を持ったものをのんびり書いていきます。

今日から8K試験放送開始。どこで見ることができるのか。

どうも、しおたろうです。

あまりの暑さにバテバテです。

 

本日、8月1日ですが、いよいよ8Kの試験放送が始まりました。

 

市販の製品で8K放送を受信できるものものは全くないのですが、試験放送を開始して次の東京オリンピックまでには本放送を開始するんだという意気込みのもとに始まった試験放送。

どうやったら見ることができるのか、そして今現在放送されている2K放送の違いは何かをまとめてみました。

2Kと8Kの差はなに?

 

2Kというと現在放送されているハイビジョン放送のことになります。画素という映像を映すための光の点の最小構成の数値が横のラインで2000画素というのが現状のハイビジョンとなります。8Kとなると横のラインで8000画素となり2Kハイビジョンと比べると16倍の解像度となるのが8K放送となります。

 

その為、今まである程度の距離をとらないと画素の荒さが目立ってみることができなかったのですが、8K放送になると30cmほどの近さで見ても画素の荒さが目立たずに、さらに視野角いっぱいにテレビ画面が入ることによって今までにない臨場感を味わうことができます。

どこで見ることができるのか

今回の放送は試験放送となり、市販の製品では見ることができません。なので家電量販店等に行っても8K放送を見ることはできません。現在、8K放送を見ることができるのは各地のNHK放送局だけとなっています。詳細については各NHK放送局によって違いがありますが、リオデジャネイロオリンピックを中心として8Kの試験放送を視聴することができます。

www.nhk.or.jp

通常はNHKは土日は休みとなり入ることはできませんが今回の試験放送に関しては土日も試験放送を行い8K放送の映像を体感することができます。

詳細についてては地元のNHK放送局ごとによって変わってくるので確認してください。

見てみて感じたこと

実際に8K放送を見てみると、映像のきれいさはびっくりします。より肉眼に近い色の再現度、画素のきめ細かさによって普通に見ているのに3D映像を見ているような感覚を受けます。こればかりは言葉で言うよりも実際に肉眼で体感してもらうのが何よりだと思います。ひとつだけ難点を言うと、8Kを見るために必要な費用が現状では個人で負担できる範疇を超えています。放送を受けるための設備、モニターすべてを交換しないと見ることができないというのはなかなか普及は進まないものなのではないかと感じます。

今のままでいくと、個人で用意するものではなく映画館のように8Kを見ることができる設備を用意したところが、スポーツイベントやアーティストのライブを8Kを使ってパブリックビューイングの形で提供するなど、新しいビジネスモデルができてくるような気がします。

お近くのNHK放送局に行って8K放送を楽しんでみるのもいい夏休みの思い出になるかも知れません。