どうも、しおたろうです。
子供が車のなかでジュースをこぼしたり、お菓子をこぼしたりで大変な思いをする事ってよくありますよね。お菓子のくずくらいなら掃除できれいになるのですが、ジュースやアイスクリーム、脂っこいお菓子などをこぼしたり落としたりされるとどんどんシートが汚れていってみるも無残な状態になっていきます。そうなってくると、見た目が悪くなるばかりではなく下取りに出したときにマイナスになり後々損をする結果となる事だってあります。
そこで、汚れを防ぐためにシートカバーをつけようと思って調べて見たとしても種類、値段、素材と様々なものがあり迷ってしまうかもしれません。選ぶ基準によってもかわってくるかとも思います。
そこで今回は、シートカバーの素材による違いや効果を紹介します。
シートカバーの素材
シートカバーの素材は様々なものがありますが、ここでは代表的な3種類のものを紹介します。
布
布素材のシートカバーはエプロンのようにシートの上にかぶせて使うタイプのものが多いです。最近は防水加工されたものや、車種ごとの専用のものなども発売されています。また、布製のものは種類が豊富にあるので自分の好きなデザインや車種にあったものを選ぶことが出来ます。
メリット
- 取り付けが簡単にできる
- デザインが豊富にある
- 汚れたら外して丸洗いができる。
- 価格がその他の素材に比べると安い
デメリット
- 布の為、タバコの火に弱い
- シートの上にかぶせているだけなので運転中にズレてしまう事がある
合成皮革
合成皮革とは人工的に合成された革の事を指します。ソファの素材として使われる事の多いです。天然の革と比べると値段が安くでき、さらに汚れに強いという特徴があります。汚れにくいために、お手入れにあまり手がかからず、汚れてしまっても水拭きで簡単に落とす事が出来ます。
ただ、悪い点としては通気性が悪いということがあります。そのため夏場で汗をかくとべっとりと張り付くような感じがあります。
メリット
- 本革と比べると安い
- 汚れに強くて、お手入れ簡単
デメリット
- 通気性が悪いため汗をかくとべたつく
本革
本革の良さは高い耐久性にあります。また天然素材なので、合成皮革と違い吸湿性、通気性に優れています。また、使い続けることで味わいがでてきて点も本革の良さと行っていいかと思います。
デメリットとしては、値段が高い点とお手入れの点にあります。特に汚れた場合などはすぐにお手入れをしないとシミになってしまったりします。
メリット
- 使うほどに馴染んでくる
- 耐久性が高い
- 吸湿性、通気性に優れているので、汗をかいてもべたつき感が少ない。
デメリット
- 値段が高い
- お手入れが大変
どの素材を選ぶのがいいのか
素材による違いを見てきましたが、子供のせる事を考えると本革はもったない感があります。耐久性があり、使うほどになじむという点はいいのですが、子供達はすぐ汚してしまうので、その後のメンテナンスを考えるとかなり大変な部分があります。
子供を乗せることを考えると丸洗いができる布製か、汚れに強くお手入れ簡単な合成皮革の方が使い勝手が良いのではないでしょうか。合成皮革の耐久性を心配する事があると思いますが、我が家では合成皮革のシートカバーを使っています。6年程使用していますが全く問題なく使用出来ています。そこらへんは値段により品質は変わってしまうかと思います。
布製
布製の商品は取り外ししやすく取り扱いが簡単なため、軽自動車向けの商品が多く発売されています。
・carcute(カーキュート)
かわいいハンドルカバー専門店カーキュートからでているキルティングシートカバーでです。取り付けが女性一人でもできるくらいに簡単になっており、汚れたらすぐに外して洗濯することができます。厚手のキルティングでやさしい仕上がりになっています。軽自動車サイズの商品となり、前列と後列でそれぞれ販売されています。
・専用設計タイプの布製シートカバー
エプロンタイプの多い布製のシートカバーですが、専用設計のシートカバーも発売されています。メッシュ素材を使用しているため通気性が良くなっています。また、布に撥水加工をしているため水をこぼしても安心のようです。合成皮革のシートカバーと比べると素材が伸びるため取り外しが簡単なのもメリットの一つです。
紹介しているのはヴォクシーの専用設計のものですが、様々な車種のものがあります。
合成皮革
合成皮革のシートカバーはお手入れが簡単なのが一番のメリットです。我が家ではこのタイプのシートカバーを使っていますが特に不便な点はありません。本革と比べると耐久性が悪いといわれていますが、今のところ全く問題ないです。
※写真はクラッツィオSです。
写真は5年半使っている我が家の車のシートカバーです。ほぼ毎日乗っていますが表面はきれいなままです。特別にお手入れをしているわけではないですが、この状態で使えています。
クラッツィオS
この商品は我が家で使っている商品です。ソフトBioPVCという合成皮革を使用しており、裏地に最大厚さ10mmのスポンジを使用しているので非常にやわらかいすわり心地です。車種ごとの専用設計になっているので純正のシート機能を損なうことなく装着できます。ただ、伸びにくい素材ということもあり装着するのに「力」と「時間」が必要となります。業者に頼むと結構な値段がします。節約を目指すのなら自力でやったほうがいいのですが、かなり大変な作業になるかとおもいます。
ベレッツァ ベーシックアルファ
クラッツィオと並んで有名な専用設計のシートカバーを販売しているメーカーです。蒸気のクラッツィオSと同等レベルの商品となっています。素材は合成皮革を使用しています。専用設計なのでそれぞれの車にあったシートカバーとなっています。
本革
3つ目は本革タイプのシートカバーです。本革は耐久性が高く、吸湿性や通気性が高いためソファーの素材として使われることが多いです。その分布製、合成皮革とくらべると値段が高く、汚れた際にはお手入れをしっかりとしないとシミになってしまうなど難しい面もあったりします。ただ使い込むほど味がでてなじんでくる感覚は本革ならではだと思います。
クラッツィオ リアルレザー
クラッツィオの本革を使用したタイプのシートカバーです。サイド部分はソフトBioPVCを使用して、お尻から背中の体が当たる部分に本革を使用することで通気性を確保して快適になるように作られています。車種ごとに専用設計のため純正シートの機能を損なわないようになっています。ただ、素材としては伸びにくいため取り付けは大変な作業となりそうです。
アルティナ スタイリッシュレザー
こちらもお尻と背中の部分は本革を使用し、サイド部分はPVCを使用しています。デザインとしてサイドギャザーをあしらうことで高級感が出ています。高級感を出したいときなどにお勧めです。特にミニバン系はディーラオプションでも本革シートがない場合がありますのでそういった場合にかっこよく決まるシートカバーです。
まとめ
このように素材によってそれぞれの特徴があります。本革となると汚れを防ぐというよりはドレスアップのためという色合いが強くなりそうです。合成皮革が値段と汚れを防ぐという目的のためにはバランスが取れている感じもしますが、そこらへんは好みもあるかと思います。布製に関してはかわいいタイプのものが多く、取り外しが簡単で丸洗いできるということから女性向きの商品といった感じです。
子供は突拍子もない動きで車を汚してくれますので、シートカバーをかけておくことはお勧めです。