どうも、しおたろうです。
ラーメン二郎というお店を知っていますか?
なんのこっちゃという方もいるかと思いますので解説しますと、ラーメン二郎は関東を中心に展開しているラーメン店です。独自の注文方法とボリュームあるラーメンが人気でジロリアンと呼ばれる熱狂的なファンがいる事で有名です。
鹿児島市にはラーメン二郎はないのですが、インスパイアされたメニューとして麺歩バガボンドの力島があります。ただ、この力島は夕方からの限定メニューでいつでも食べられる訳ではないところが難点でした。
そんな鹿児島市内についに二郎インスパイアを標榜するお店ができました。
今回はそのお店を紹介します。
麺や 久二郎
場所は中央駅近くになります。
昔、むつごろう焼きがあったところにできています。
お店の前には大きく二郎インスパイア系ラーメンの文字が出ています。
そして二郎ではおなじみの「ニンニク入れますか?」の文字。
否応が上に期待が膨らみます。
店内はカウンターのみで8席となっています。行った際には外に人は並んでいなかったのですが、お店の中で並んで待っていました。基本的にはお店の中で順番待ちをする形となるようです。
席に着くと注文となるのですが、本家二郎では店員のニンニク入れますか?の後に「ヤサイマシマシニンニクカラメ」と言った呪文のような言葉でトッピングをどうするか伝えないといけないのですが、ここ久二郎では注文はオーダー用紙に記入して渡す形になります。
カウンターにはオーダー用紙が入ったケースがあります。
ちなみにメニューはラーメンのみ。後は量とトッピングをどうするのかを決めるのみとなります。
カウンターの前には初めての人にもわかりやすいように案内が貼ってあります。
ラーメンのサイズは小と大になるのですが小と言えども麺は250g入っており通常のラーメンの2杯分の量があります。
ヤサイはもやしとキャベツの量を決めます。アブラは背脂の量で増やすと脂の甘みを楽しめ、カラメは醤油ダレの量で味の濃さを調整する形となります。
ニンニク、トウガラシはお好みで入れて下さい。後から入れてもらう事もでき、味を変えたいときに入れると言う手もあります。
ラーメン小 ヤサイマシマシアブラカラメマシニンニクトウガラシ 750円
と言う訳で今回はラーメン小にヤサイマシマシにして全マシを注文しました。
それがこちらです。
横から見ると
野菜の山ができています。麺は全く見る事ができません。
山の頂上にはトッピングのトウガラシとアブラが見えます。この山の麓の方には細かく刻んだニンニクもあります。
こちらはヤサイマシマシではなくヤサイマシのラーメンです。
比較すると麺とスープを見る事が出来ヤサイの量の違いが一目瞭然でわかります。
上のもやしとキャベツは茹でてはありますがシャキシャキ感をしっかりと残してあります。
まずはこの野菜を減らさないことには麺はどころかスープにさえたどり着けそうもないので野菜の端っこをスープにつけながら少しずつ食べ進めていきます。
スープは豚骨醤油で透明感のあるスープです。こってりとはしておらず、カラメを増やしたからか醤油の風味が強いスープとなっています。また、ニンニクにトウガラシも入っているため、ニンニクの風味が旨味を引き出し、トウガラシの辛味もいいアクセントになっていました。
麺は二郎ならではの縮れた太麺。しっかりとした噛み応えがあり、麺を食べていると顎が疲れてくるなんて人もありました。
チャーシュー(二郎系の店では豚と呼ばれる)も大きなサイズのものが入っています。この豚は脂身が少ないもので、しかしながら食べ応えのあるサイズになっています。普通のラーメン屋さんでは最後の方で食べるのですが、ここでは最初の方に食べるようにしています。理由は後から脂っぽいものはきついと言う理由で。
さてさて、ヤサイマシマシのラーメンの方は食べ進めていくうちにようやく麺が出てきます。麺を食べながら少しずつ麺とヤサイをひっくり返していき、スープで野菜を温めるようにします。
野菜を半分くらい食べてもまだまだ量があります。これでスープと麺と野菜をバランスよく食べられる体制が整います。
この時点で結構お腹は膨れてきています。だいたい7割くらいの感覚。
ただ、ここまで食べると後はあっさりと食べきれます。スープは背脂を増やしたりしてはいますが、あっさりしており醤油ダレの風味が強いために、量がいけるような気がします。
と言う訳でごちそうさまでした。
食べた後はいっとき動きたくなりますが、待っているお客さんがいたりするのでどんぶりをカウンターの上にあげてお勘定して退散です。
まとめ
二郎インスパイア系ラーメンがいつでも楽しめるお店の登場です。
よく二郎のラーメンはエンターテイメントだなんて言われ方をしますが、このお店で食べてなんとなくそんな感じがわかったような気がします。
自分で頼むラーメンを楽しむのはもちろんですが、他の方が頼んでいるラーメンをみてても楽しめます。本当に人それぞれの頼み方をしていますし、ラーメン大のヤサイマシマシなんてものになると、その圧倒的存在感についつい見入ってしまいます。
食べた後はお腹が苦しくもういっときはラーメンはいいと言う気分になるのですが、数日経つとまた行きたいなと思ってしまう中毒性のあるラーメンです。現にこの記事を書くために写真をみていると食べに行きたくなっております。
是非ともこのエンターテイメントのラーメンを経験してみて下さい。食べきれる量で注文してくださいね。
お店情報
麺や 久二郎(キュウジロウ)
住所 鹿児島市中央町21-33
営業時間 11:30〜14:00 18:00〜22:00