寒い日が続きますね。
今回は、我が家でこの冬購入してよかったものを紹介します。
紹介するのは、「トヨトミレインボーストーブ」
今年の冬は家でもキャンプ等でも大活躍となりました。
スペック
・種類:しん式・自然対流形
・最大燃料消費量:25kW(0.243L/h)
・暖房出力:2.5kW
・油タンク容量:4.9L
・燃焼継続時間:約20時間
・外形寸法 (置台を含む):高さ474.5mm、幅388mm、奥行388mm
・質量:約6.2kg(灯油が空の時)
購入のきっかけ
コロナ禍がきっかけで家族でキャンプを始めました。初心者であり、いろいろな道具を揃えて、実際にキャンプで使ってみる事に楽しみを見出しているといった感じです。そんな中、寒くなってきた秋口のキャンプでの使用を考えたのがきっかけです。
灯油ストーブにしたのは、電源のないサイトでも使える事、石油ストーブの暖かさが好きな事が決め手です。
使ってみてよかった点
良かった点は
・コンパクトで持ち運びが便利。
ストーブ本体は灯油タンクが空の状態で6㎏くらいしかないので、持ち運びが簡単です。また、本体のサイズも高さは50㎝弱、幅は40㎝弱なので荷物が多くなる冬キャンプでも車に乗せやすいです。注意する点は灯油タンクは2重タンク構造でこぼれにくくなってはいますが、灯油が満タンに近い状態で車に乗せたりするとこぼれてしまう事もあるので、できるだけ空に近い状態まで灯油を使い切って持ち運んだほうがいいと思います。また、専用の収納ケースもあるのでそろえるとさらに持ち運びが楽になります。
・空気対流型のストーブで、サイドがあまり熱くならない。
今まで、空気対流型ストーブを使ったことがなかったので、知らなかったのですが使っているときにサイド部分はあまり熱くなりません。手をかざしてみてもほのかに暖かいという感じです。だからテントの中に設置する際に、幕との距離をさほど気にしなくても大丈夫です。テントの中は狭いので場所の有効活用になります。
・点火しているとちょっとしたライト代わりになる
レインボーの名の通り、燃えている炎がガラスの円筒にあたるときれいな光になります。40ワット相当の明るさがあり、ライトを消しても十分な明るさが確保できます。ライトのバッテリー節約にもなります。
長い燃焼時間
灯油を満タンにいれておけば20時間持つ燃焼時間はありがたいです。夕方から寝る時まで使用して、朝起きて点火してもまだまだ余裕があります。ですので、一泊のキャンプであれば必要最低限の灯油を持っていけばいいのでラクチンです。
ちょっと気になった点
使ってみて気をつけないといけないなと感じた点をあげてみます。
オープンな場所ではあまり意味がない
当たり前といえばその通りなんですが、室内空間でしようする前提のストーブなので外で使用してもまったく暖かくなりません。外で暖まるのなら焚火か、反射式のストーブを選んだほうが良いです。
子供がいるご家庭は要注意
このストーブはサイドの部分は近づいても熱くないのですが、上部天板は通常のストーブと同様にかなり熱くなっています。お湯が沸かせるくらいです。
だからこそ、子供たちは意外と油断して横側が熱くないからと天板に手を置いてやけどするという事が我が家ではありました。幸いにも大したやけどをすることもなくそれ以降は学んだのか、天板を触るなんてことはしなくなりました。
使う前には、しっかりと教えたほうがいいかもしれません。
使用する際にはこれだけは注意して
キャンプで使用するときは、外ではなくテント内で使うことになるこのストーブ。一番、気を付けないといけないのは不完全燃焼を起こすこと。こまめに換気をして不完全燃焼を起こさないように気をつけてください。
また、このような一酸化炭素チェッカーを用意するのも忘れないようにしてください。
一酸化炭素は無味無臭ですし、気づいたときには手遅れという事もありますので、用心に越したことはありません。
また、寝るときには上記の理由もありますので、つけっぱなしにして寝ないほうがいいかと思います。
最後に


購入してキャンプで2回ほど使いました。真冬のキャンプは我が家の装備ではできないので、朝の気温が5度程度くらいになる晩秋の頃キャンプで使用しました。テント内はかなり暖かくなり快適に過ごせました。そしてそれ以上に、家の中で活躍してくれています。約3万円ほどのストーブになりますが、値段の分の活躍はしてくれいます。
我が家はグリーンのランタンタイプのものを購入しましたが、色や形は様々な種類があるようで(性能的な差は無い)自分のスタイルに合ったものを探してみるのもいいかもしれません。